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ウチは高染有希。
まあ結構変な方言使うけど…まあその辺は気にせんとって。
多分関西弁ゆ-たら関西弁やけどなんかおかしない?って感じの方言やと思うわ。
そんでもってウチは今大きな建物?っぽいとこの前にいます。
ここはウチの両親が経営している、
いわゆる、男子校です。
そしてウチは…
学ランを着ています。
しかも寮にも入ります。
もちろん同室は男!
ウチが女だとバレれば
苦しいのはオマエだぞ、
と軽くオドシもかけられています。
まあ髪はショートで黒髪やし自毛でいくけど、
や、カツラを被らんよって意味な!
誤解のなきよう。
(どんな誤解や。)
ちなみに2年生です。
今までは女子高にいたんやけどまあ、色々ありまして転入して参りました。
有希「はあ-ッもうしんど。」
ここの校舎は小さい頃来たことがあるからなんとなく覚えてる。
ガチャッ
有希「はようございま-す。同室になった高染有希で-す」
「…ルッサイナア…」
有希「はあ!?なら黙って入ってこいってか!?ンの方が失礼やんけ!」
「…それもそやな。」
…何コイツ?
プッ変なヤツ。
「…あ、俺は日野瀬 郁未(ヒノゼ イクミ)」
有希「郁未かあ!かわいい名前やなあ。」
郁未「…だから何?」
有希「ゴメン…あ!せや。ウチ最初にアンタに言っとかなあかんことあんねや!」
郁未「何。」
有希「ウチ実は女やねん。」
郁未「…新手の詐欺師?」
有希「ちゃうわアホ!」
郁未「じゃあなんやねん。」
有希「やから、正真正銘の女やゆ-てんねん。」
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