第十九章~確定~

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「おはようございま~す」 先に到着したのは、明彦だった。 「?」 何故だろう――? 部署の全員が、挨拶とは別に…痛い程の視線の嵐を向けている、ような気がする…‥。 (――何?俺、何かした??) 困惑気味の彼の前に、彼女がその姿を見せる。 「おはようございます!皆さん、昨日は本っ当に!!すみませんでしたっ! 皆には迷惑を掛けて――仕事とかも、大変だったと思います。 でもっっっ!今日からは、いつも通りの゛野田 奈央子゛に復帰致しますので!今後とも、どうぞ宜しくお願いしますっ!!」 「「「…………」」」 「??」
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