第二十三章~願望~

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                「――ぁ、の」 「ぇ?」 「話が、あるんですけど――」 「何?仕事の相談??」 「ゃ、そうじゃなくて…」 「?」 「…立花さんから、言われたんです」 「何を?」 「――戻って来いって」 「……ぇ?」 「…………」 「…………」 沈黙が走る。 (……止めてほしぃ) 「――そっか」 「…ぇ?」 「良かったじゃなぃ」 「…………」 「女だと、やっぱり気使うでしょ?男同士の方が…楽しいと思うし――」
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