第二十五章~真実~

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「――だから昨日、黒沢君を止める事が出来なくて…‥‥」 「あのっ!…言ってる意味が、全くわかんないんですけど――ハッキリ、言って下さいっ」 「…………っ」 言いづらそうに、口を閉ざす奈央子。そんな彼女に、明彦は穏やかに話し掛けようと努力した。 「アネゴ?」 「同情――っ!!……かも、しれなぃ…から…‥‥」 「…………」
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