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奈央子は歩き出した、彼の元へと――…。
(今更、もぅ遅いのかな?)
『――ゎかりました』
(遅いかも…しれないょね?)
『それが…ァナタの《答え》なんですね?』
(…――でもっ、このままだけには…絶対にしたくないからっ!)
奈央子の頭の中に、明彦に言われた言葉が浮かび上がる。
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