第四十六章~若さの為せるパワー~

2/4
前へ
/264ページ
次へ
    ~その後~ 「お邪魔しま~すっ」 「はい、どうぞ」 二人は何事もなく、無事に帰宅出来たようだ。 あれから明彦の理性も、三度に渡り途切れる事もなく…奈央子は安心して、足を進める事が出来た。 彼の顔付きも別段、変わった様子はない。 「でも、これからは…“お邪魔します”じゃ、変ですよね?」 「何で?」 「だって――帰ってきて…良いんでしょ?」 「……ぅ…ん」 奈央子は恥ずかしそうに、照れた顔を背けた。 (…また、この人は――…) 女らしい素振りが、明彦を刺激する。
/264ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2272人が本棚に入れています
本棚に追加