第四十六章~若さの為せるパワー~

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「っあ!そういえば俺、歯ブラシ忘れて出てっちゃいましたよね?新しい歯ブラシ、買わなきゃなぁ~っ」 「あ…っ」 動揺を抑えようと、洗面台へと向かう彼の瞳に――棚の上に並ぶ、二本の歯ブラシが映る。                                                                             「…――ぇ」                                                                             見覚えがある……だって、自分が使っていた愛用品だったから――。
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