出会い

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扉を開けると、新郎?新婦?の関係者の青年が二名、立っていた 「いらっしゃいませっ‼ 新郎?新婦?どちらのお知り合いですか?」 と二名のうちの背の高い、痩せた青年が私達に聞いて来た 「しっ、し・・・」 と私がその背の高い青年に言うとすると、文子が私の前に立ち 「新郎ですっ‼」 と文子は、その青年を見つめながら言った 「確かに、文子好みの顔だっ‼ 面長で短髪 眉は太く、はっきりしていて 目は一重で、細く 鼻はスーっと真直ぐで、鼻の穴が見えない その割に、口は大きく、見えるは歯は白く、健康的な歯茎 そして、バスケットボール部?バレー部? と言うような体型 まぁ、イケメンとはこう言う青年の事を言うだろう」 と私は頭の中で思い、そしてニヤニヤしながら、文子を見ていた 「お名前をお願いします」 ともう一人の青年が、私達に言った 「この青年も、なかなかイイ線、いってる もう一人の青年より、背が低いと言っても、百八十センチは、余裕であるだろう 丸顔で、やはり、短髪だが茶色に染めている 眉は綺麗に揃えているか? 綺麗だ 目は二重で、大きくパッチリしている その割に鼻は小さく、口は大きい やはり、見える歯は白く、健康的な歯茎だ 色黒で、「パッ‼」と見ると柔道?ラクビー? と思わせるような、がっちりした、体型だ でも、私はどっちもパスかな」 と私は思いながら 「桜田友里子です」 と私は名前を聞いて来た、青年に答えた 「黒石文子です」 と私の後に、まだ、その青年を見つめながら、文子は言った 「桜田様に、黒石様ですね 八番テーブルに、ご案内します 後、これを」 と名前を聞いて来た、茶髪の青年が、私達にビンゴカードを一枚ずつ、手渡した 私はビンゴカードを受け取ると、振り返った 振り返ると、ホワイト・ストックのウェーターだろうか? 私達に一礼すると 「こちらです、どうぞっ‼」 と私達を席まで、案内するかのように歩き出した 私は名残欲しそうに、青年を見つめている、文子の手を掴み、引っ張るように、そのウェーターの後を追った 席に着くと、ウェーターは椅子を退いた 私と文子は、退いた、椅子に座った 椅子に座ると、ウェーターは何処かに消えていった ウェーターが、何処かに消えると、私達は辺りをキョロキョロし、まだ、始まらない事を確認すると席を立った
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