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そして、私達は立ち上がると、辺りを見渡し、御手洗いを探した
すると、先程のウェーターが、コップを乗せたお盆を持ちながら、私達に近付いて来た
そして、辺りを見渡してる、私達の様子を見て、手を厨房の左端奥を指し示しと、私達は手の先が向いてる方を見た
「御手洗いは、あちらでございます」
とウェーターは事務的口調で私達に言い終わると、一礼し、テーブルの上にコップを二つ、置き終わると、振り返り、厨房へと消えて行った
私達は、そのウェーターが厨房の奥へと消えていくの確認すると、足早に御手洗いへと向った
そして、私達は御手洗いに入ると、急いで用を済まし、鏡の前に立ち、化粧を直し始めていた
「ねぇっ‼友里子っ‼
あの二人、なかなかだったね
特に、背の高い方
私好みだったわ❤」
と文子は嬉しそうな表情をしながら、そしてしそうに、右手を動かしながら、私に言った
「うんっ‼
どっちも、イイ線だったけわねっ‼
だけど私には、なんとなく物足りなかったなぁ~」
と私はマスカラで、睫毛を撫でながら、文子に言った
「贅沢ねっ‼友里子はっ‼
あの子、彼女っ‼
いるのかなぁ~?」
と文子は言い終わると、口紅を塗り出した
「知らないわよっ‼
それより、文子っ‼
少し・・・‼
厚くないって、事は、
もしかして、本気なのっ?‼」
と私は化粧道具をしまいながら、文子に言うと、文子は、はにかんだ表情をしたと思ったら、恥ずかしそうに、下を向きながら、化粧道具をしまい始めた
そして、文子が化粧道具をしまい終わるのを確認すると、私は御手洗いから出て、案内されたテーブルへと歩き出した
既に、私達の案内されたテーブルには人が数人、座っており、残す席は二つ
私と文子の席だけだった
私が席に座ると同時に、文子も席に座った
数分後
「それでは、新郎っ‼新婦の入場です」
と進行役らしい人間が、マイクで、そう言うと、新郎と新婦が入場して来た
そして、新郎と新婦が席に着くと、お店のウェーター達が次々とコップに飲み物を注ぎ始め、注ぎ終わると、誰からともなく、立ち上がり、全員が立ち上がるの確認したかのように
「乾杯っ‼」
と進行役らしい人間が言うと
「乾杯っ‼」
と全員が声を上げた
そして、数秒、コップをぶつけ合う音が、響き渡り、響き渡り終わると、皆、飲み物を口を付け始め、終わると、拍手の音が割れんばかりに、響き渡った
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