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その結婚式から、三日が過ぎた
私はコンビニで買った、サンドイッチとペットボトルの紅茶で、公園の中央の噴水付近のベンチでランチを取っていた
普段なら、文子と一緒なのだが、今日は文子はいなかった
文子は昼休みと同時に、脇目も振らずに、何処かへ急いで、出掛けて行ったのだ
「何処へ、行ったのだろ?」
と私は思いながら、サンドイッチの袋を破り、サンドイッチを食べ始めた
そして、丁度、サンドイッチが食べ終わった頃
「はぁっ‼はぁっ‼
いたっ、いたっ‼
友里子っ‼はいっ」
と息を切らせながら文子は私に近付き、そして白い封筒を私に手渡した
「何っ?何っ?これっ?」
と私は文子に言いながら立ち上がると、白い封筒を文子から受け取ると、その白い封筒の中を覗いた
「写真よっ‼写真っ‼
結婚式の・・・
鎌田君に頼んで、友里子が写っている、写真だけ選んでもらったの❤」
と息を整え終わると、恩着せがましく、文子は私に言った
「かっ、鎌田君って?
誰っ?」
と私は虚を見つめながら、文子が言った、"鎌田君"を頭の中で捜した
「うっ、受付にいた子よ
イっ、イケメンの・・・❤」
と文子は顔を恥ずかしそうに、顔を真っ赤して、私に言った
「あっあぁ~、はいはいっ‼
あの子かぁ~
鎌田君って、言うんだぁ~あの子❤
で、付き合ってるの?
あ❤や❤こっ❤?」
と私は写真を眺めながら、文子に言うと
「付き合ってると言うか?付き合ってないと言うか?
微妙な関係😢
実はその写真を口実に、今も会って来て・・・」
と文子は私に言い終わると、更に顔を真っ赤にして、下を向いた
「ふぅ~ん、そうなんだ‼
それであんなに慌て、会社を飛び出して行ったんだ‼
課長っ‼鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして、文子を見てたわよ」
と私は文子に意地悪そうに言うと
「えっ‼課長がっ‼
私に向って、なんか?言ってた?」
と文子は私に言い終わると急に、顔から血をが退け、青ざめて行った
「冗談よっ‼冗談‼
あんまり、暑そうだっから、冷やしてあげたのよっ‼😜」
と私は文子に向って、言い終わると、文子に向って、舌を出して見せた
「もう、文子の意地悪っ‼
心臓が止まるかと、思ったわよぉ~😡」
と文子は口をひょっとこ見たいに、口を尖らせて言うと、言い終わると私に背を向けた
「ごっ、ごめんっ‼
文子っ‼ごめん」
と私は両手を合わせ、そして頭を下げて、文子に言った
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