0人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は若かった。
先生の熱い眼差しの訴えに圧倒された。
イジメはするのもされるのも嫌だった。
俺はその言葉が全くその通りだと思った。
『やーい、ゲジゲジ♪』
『気持ちわりーんだよテメー☆』
クラスメイトの笑い声が気持ち悪かった。
イジメは見ているのも嫌いだった。
本当は見ているだけの自分も嫌いだった。
だから俺はそいつらにこう言った。
『やめろよお前ら!!』
クラスの皆がシンとした。
そして俺はイジメられ始めた。
最初のコメントを投稿しよう!