0人が本棚に入れています
本棚に追加
毎日罵倒嘲笑されたし、毎日殴られ蹴られた。
俺は毎日我慢してた。
でもある時、授業中にも関わらず俺の髪を思い切り引っ張ったやつがいた。
だから、俺は勇気を出そうと思って教壇にいる先生の前まで歩いていった。
先生に真実を告げる為に。
『先生、僕は……イジメられています』
今でもはっきり覚えている。
先生は俺に本当に優しい顔でニッコリ笑いかけてくれた。
『このクラスはイジメなんて無い、とても平和なクラスですよ』
それは実に、物凄く馬鹿馬鹿しいセリフだった。
最初のコメントを投稿しよう!