冬の空

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君が空に 旅立って どれだけのトキが 過ぎただろう 僕の歌声(コエ)は君に 届いている?ねぇ?答えて 寒い冬空の下で 瞳閉じれば蘇る 君の笑顔 優しい声 一緒(トモ)に過ごした日々 思い出の中で 時間だけが流れた 時の流れに取り残され 前へ進めずに あの日 君が逝ってしまった 場所(ココ)で立ち止まる 雪がチラツク夜道で 君を求め サマヨイ歩く 頭では理解(ワカ)ってる 戻らないこと 心がついてこない 独り佇む 君が 逝ってしまった空見上げて 心中(シンチュウ)の時 止まったまま モノクロの静止画が残る 淡く夢の様な 君との日々 君の幻を追いながら 現(ウツツ)を 受け入れられないままに 頬を伝う 雫は君の居る 空には届かず 愛しい思いとともに 足元に堕ちた チラツク雪の様に どうすれば伝わる? 君への思い 空に叫べばいいの? どこへ行けばいい? 君に逢うために 君への思いが 虚しく胸に残る… 季節の終りに 思い出の場所(ココ)で 足を止め 見上げた夜空に 君の姿はない 雪がチラツク中で 夜明けに佇む僕を 陽の光が照らした 冬の終りを告げる 柔い春風(カゼ)が 僕を包んだ
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