快楽

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      十代になり、思春期を迎える頃。     僕は、虫や蛙では物足りなくなっていた。     『もっと殺り甲斐が欲しい』と感じ始めたのだ。       しかし、もっと大きな動物を解体する事には、さすがに若干の戸惑いがあった。 万が一バレたらどうしようとか、今まで通りの片付け方で大丈夫だろうか、とか。 十代の幼い僕はまだビビっていた。      
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