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僕は自宅のドアノブにそっと鍵を差し込み、鍵を回した。 カチャッ、という鍵が開く音。 キィ…というノブが回る音。 カタン、というドアを開ける音。 室内へ入れば、ブゥンと唸る冷蔵庫と、カチリ、カチリと時を刻む秒針の音が、僕の鼓膜を振動させる。 日常的にある小さな音がひどく大きな音に聴こえ、辺りの静寂を、より一層引き立たせる。
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