2395人が本棚に入れています
本棚に追加
ーバタンッ!
雅「お母さんっ!何で荷物まとまってんだよ!」
雅は、息を切らしながら、お母さんを見た。
母「ゴメンネーー☆☆☆お母さん、言うの忘れてた事あるんだぁー………そこの学園ね~寮生活なんだぁ~ちなみに雅には男装してもらうよ!」
お、お母さん~年頃の山羊を狼の群れに放すのかぁ(泣)
雅「はあぁぁ」
南「ぉいっ…………」
雅「はあぁぁぁぁ」
南「おぃっ!姉貴すんげぇ~邪魔なんだけど…………」
あたしは、弟の南に怒られた。
雅「み~な~みぃ~お姉さまが男子校に行くって言うのに、何も言わないの!」
南は、ポテチを食いながら、TVを見ていた。
南「いねぇほぅがいい」
雅「南~」
南「俺、には関係ない」
雅は、南の隣に座った。
雅「はぁぁぁ、あたし、男装するんだょ」
南「似合うんじゃね、ポリポリ」
母「雅!早く学校行かないと!!転校早々遅刻ょ!!」
雅「マヂで…………行こう。」
母「ハイっ制服☆」
制服は、学ランだった。でも、この制服どっかで見た事ぁるなぁ
南「ウソっ……!そこって超大金持ちの入る坊ちゃん高じゃん」
雅「…………あぁ~思い出した!確か、陽神学園!!って!金は?」
母「んとねーそこの理事長がぁ~お母さんのお兄ちゃんなんだぁ!」
母の思わぬ発言に雅と南は、口をあんぐり開けていた。
母「お兄ちゃんには、雅が行くって言ってあるよぉ~ほら、リュウ君、覚えてない?…あっ…」
母は、南が口に指を当ててシッとしてるのが目に入った。
母「だ、だいぶ昔の事だから、覚えてないょね………ゴメンネ」
雅は、小さい頃に交通事故で、記憶喪失になっていた。
最初のコメントを投稿しよう!