‡男子校∑‡

4/14
2396人が本棚に入れています
本棚に追加
/97ページ
ーバタンッ! 雅「お母さんっ!何で荷物まとまってんだよ!」 雅は、息を切らしながら、お母さんを見た。 母「ゴメンネーー☆☆☆お母さん、言うの忘れてた事あるんだぁー………そこの学園ね~寮生活なんだぁ~ちなみに雅には男装してもらうよ!」 お、お母さん~年頃の山羊を狼の群れに放すのかぁ(泣) 雅「はあぁぁ」 南「ぉいっ…………」 雅「はあぁぁぁぁ」 南「おぃっ!姉貴すんげぇ~邪魔なんだけど…………」 あたしは、弟の南に怒られた。 雅「み~な~みぃ~お姉さまが男子校に行くって言うのに、何も言わないの!」 南は、ポテチを食いながら、TVを見ていた。 南「いねぇほぅがいい」 雅「南~」 南「俺、には関係ない」 雅は、南の隣に座った。 雅「はぁぁぁ、あたし、男装するんだょ」 南「似合うんじゃね、ポリポリ」 母「雅!早く学校行かないと!!転校早々遅刻ょ!!」 雅「マヂで…………行こう。」 母「ハイっ制服☆」 制服は、学ランだった。でも、この制服どっかで見た事ぁるなぁ 南「ウソっ……!そこって超大金持ちの入る坊ちゃん高じゃん」 雅「…………あぁ~思い出した!確か、陽神学園!!って!金は?」 母「んとねーそこの理事長がぁ~お母さんのお兄ちゃんなんだぁ!」 母の思わぬ発言に雅と南は、口をあんぐり開けていた。 母「お兄ちゃんには、雅が行くって言ってあるよぉ~ほら、リュウ君、覚えてない?…あっ…」 母は、南が口に指を当ててシッとしてるのが目に入った。 母「だ、だいぶ昔の事だから、覚えてないょね………ゴメンネ」 雅は、小さい頃に交通事故で、記憶喪失になっていた。
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!