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ピンポーン
私は最上家のインターホンを押した。
…昔は家も隣だし、よく行き来してたし、近所で会うこともあったけど
今はそれもない…
しばらくして
『はーい!』
と言う声がインターホンごしに聞こえた。
ガチャ
ドアが開き、綺麗な女性が出てきた。
最上翔太のお母さんだ。
その女性は私を見るなり、びっくりした顔をした。
『あらー!菜緒ちゃんじゃない!』
『久しぶりです。おばさん。』
『どうしたの!?遊びに来てくれたの?』
『いやー…翔太います?』
『翔太ならまだ帰ってないけど…部屋で待ってたら?』
『え、でも…』
『いいからいいから!』
と半強制的に翔太の家に入れられた
『…お邪魔しまーす』
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