第1話

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ピンポーン 私は最上家のインターホンを押した。 …昔は家も隣だし、よく行き来してたし、近所で会うこともあったけど 今はそれもない… しばらくして 『はーい!』 と言う声がインターホンごしに聞こえた。 ガチャ ドアが開き、綺麗な女性が出てきた。 最上翔太のお母さんだ。 その女性は私を見るなり、びっくりした顔をした。 『あらー!菜緒ちゃんじゃない!』 『久しぶりです。おばさん。』 『どうしたの!?遊びに来てくれたの?』 『いやー…翔太います?』 『翔太ならまだ帰ってないけど…部屋で待ってたら?』 『え、でも…』 『いいからいいから!』 と半強制的に翔太の家に入れられた 『…お邪魔しまーす』 .
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