第2話

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「あ――!!」 と急に翔太の友達が私を指差して叫びだした。 クラスの皆、もちろん翔太もそして私もびっくりしていた。 …何何!? 私なんかしたのかな!? 「あんた櫻井菜緒ちゃんだろ!?」 と翔太の友達は何故か私の名前を知っていた。 『…え、はい。そうですけど…』 私がそう言うと 翔太の友達は目を輝やかせていた。 「やっぱり!!」 と言ってすごく嬉しそうにしている。 …何で私の事知ってるんだろ。 『あのー…どこかで会いましたっけ?』 「あー俺の事知らない?中学同じで同じクラスだったんだけど。」 『え?』 …こんなカッコいい人同じ中学にいたっけ? 全く覚えてない。 .
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