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「あ――!!」
と急に翔太の友達が私を指差して叫びだした。
クラスの皆、もちろん翔太もそして私もびっくりしていた。
…何何!?
私なんかしたのかな!?
「あんた櫻井菜緒ちゃんだろ!?」
と翔太の友達は何故か私の名前を知っていた。
『…え、はい。そうですけど…』
私がそう言うと
翔太の友達は目を輝やかせていた。
「やっぱり!!」
と言ってすごく嬉しそうにしている。
…何で私の事知ってるんだろ。
『あのー…どこかで会いましたっけ?』
「あー俺の事知らない?中学同じで同じクラスだったんだけど。」
『え?』
…こんなカッコいい人同じ中学にいたっけ?
全く覚えてない。
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