第2話

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裕昭君が去って、あたしと翔太の席の周りは静かになった。 『……』 「……」 …沈黙がきまずい。 「おい。」 そのとき、翔太が口を開いた。 『え!?何?』 びっくりして声が裏返るあたし。 「…お前、まじでヒロのこと覚えてねーの?」 『覚えてないけど?』 「………あっそ。」 ……… 人に話聞いておいて その返事はないよね? てか、何でそんなこと 聞くんだろう。 ♪~♪♪~ あたしの携帯が鳴る。 携帯を開くと 《川崎裕昭》の文字が。 --------- 初メールだな☆ これから仲良くしてな! --------- …結構淡々としてるな。 ------- うん!これから 仲良くしてね~♪ ------- 送信…っと! .
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