第2話

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「俺ん家ここなんだけど。」 翔太が私の隣の家、つまり自分の家を指差した。 「え!?お前ん家ここだっけ!?」 「ん。」 「…そっか~。翔太ん家最近来てなかったから忘れてた!(笑)…じゃあな、2人とも!」 と言ってヒロは帰って行った。 「……」 『……』 2人に沈黙が流れる。 『ヒ、ヒロって面白い人だね!』 私はこの状況をどうにかしたくて翔太に話を振った。 「…まあな。」 『…しかもカッコイイし!性格良いし!モテそう♪』 何、私は翔太の前で他の男を褒めてんだろう。 …ま、翔太にとっちゃどうでもいいんだろうけど。 「…知らね。」 でも、私の思ったこととは違って、翔太は不機嫌な顔をした。 『…』 「…」 またもや沈黙。 そこに救世主が! .
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