第1話

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教室に着いて席に座って結衣と話していると、 最上翔太とそのとりまきの女の子達が教室に入って来た。 私と結衣と最上翔太はクラスが一緒なのだ。 しかも私と最上の席は隣… 最上は喋りかけてくるたくさんの女の子達を無視して、私の隣の自分の席に着いた。 『『最上くーん♪無視しないでよおー!!』』 『『最上くん今日も超カッコイイからあー!!』』 などと言って、最上の席の周りを囲んで騒ぎまくっているとりまき達。 クラスの人達も冷たい目でそのとりまきを見ている。 私と結衣は黙ってそのとりまき達の光景を見ていたが、私は我慢の限界に達していた。 『あの!!』 私は最上のとりまき達に話かけた。 その瞬間、凄い顔でこっちを見て 『ああ!?』 と言って来た。 『もうちょっと静かにしてくれるかな?みんなあなた達が騒いでいるから迷惑してるの。』 『うっせー黙れブスッ!!』 『………』 何この女… 『あっ!!お前僻みだろ!?ウチらが最上君の周りにいるから僻んでんだろー!?』 …どうしてこう、自分のいいように解釈できるんだろ… ある意味尊敬するわ。 『何勘違いしてんのか知らないけど、私最上なんか全然興味ないから♪』 私は満面の笑みでとりまき達に言う。 .
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