愛しい君の学校生活

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とりあえず可愛い可愛い中村に引きずられて遅刻ギリギリで登校した俺たち。 頭と背中がかなり痛いが… まぁこれも愛の形ということでwww 俺と中村はめでたくも同じクラスの隣同士。 これを運命と呼ばずに何と呼ぶ?! 嗚呼、神さまありがとう…俺はアンタの事を信じてるぜ… 「オイ、その小野さんばりの気持ち悪い顔でこっち見るな」 中村が凄い怪訝そうな顔をこちらに向けた。 「そんな顔も可愛いぞ中村ww」 「キモイ。」 「あ、次の時間なんだっけ?」 「確か化学だな…」 「じゃあ化学室へ移動か?」 「いや、今日は教室でやるらしいぞ」 「そっそうか!今日は教室か!」 「んだよ急に喜んで…気持ち悪いなホント」 「えへへ~wwww」 だって教室の授業は、俺にとって至福の時の一つだから…… “コーンカーンキーンコーン” いつものマヌケなチャイムと共に化学の子安(コヤス)先生が入ってきた。 「はい授業やるよー。今日はこの間の実験の解説からねー」 .
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