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「だってさ!ヤスがよっちん探しに来た時に『STORが†であの声は男同士だ』なんて言ってきて!昼から盛るとかマジありえないってテンションが一気におちたんだよ!!その原因がココにいるならばやることは一つ!!」
「いやだからって殺しちゃ駄目でしょう!」
「勝手に…殺さな…いでくだ…さい…」
杉田がかすかな声でしゃべる。今だに顔は青いままで、流石に俺も心配になる。
「おい大丈夫か?起きられるか??」
俺にしては珍しく、杉田に手を指しのべてやる。
「あぁ…ありがとう…中村……」
「ん。」
「いつもは…俺がする側…なのに…な」
「今日は立ち位置逆だな」
そう言うと何だか無性におかしくなってきて、杉田と目が合った瞬間に笑い合った。
あぁ…こんなほのぼのした一時もいいな……
なんて思ってみたりした。
が
「中村…」
「ん?どうした杉…っん゙ーーーーー!!!!!」
ドゴォォォ!!!!
「ぐあっ!!!」
…っ最ッ悪!!
何という事だ!こんな公衆の…公衆の面前だというのに……
このバカ俺にキスしやがった!!!
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