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しぃはふと、顔を上げました。すると・・・。
しぃ「あれ・・・、あ!ウサギさんだ!」
そのウサギは、チョッキを着て懐中時計を見ながら、一人言を言いながら走って行きました。
ウサギ「やばい、遅刻だゴルァ!」
おい!口ぐせには気をつけろ!ギ・・・ゲフン。
と、とにかくウサギが走って行きました。
しぃ「あ、待ってウサギコさん!」
何気に本名を言うな!
ウサギ「ウサギコじゃないぞ!ギコだゴルァ!」
返事するな!そして修正できてない!逆に悪くなっている!
とにかく、しぃはウサギを追いかけました。
つー「おやつの時間には帰るんだぞ。」
しぃ「はーい!」
・・・つー。
つー「なんだ?」
お前本当はいいやつだろ!?
つー「バカを言うな。私は殺人に抵抗を持たない女だ。」
あのセリフ、台本にはないぞ。
つー「アフレコだ。もうお前のからかいにも慣れた。それより追わないのか?」
はいはい、わかりました。
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