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寝る準備を整え、ベッドで横になる。
今日の事を思い出し、抑えてた感情を解き放ち、幸せを噛み締めた。
「…今日は、つまらない一日だったな。
誰が何て言おうと、全くつまらなかった。
無駄な時間を過ごしてしまった」
大きな声の独り言。
「どんだけ楽しかったんすか?」
隣りの青年が聞くが、自分の世界に入ってる僕の耳には届かない。
幸せって、こういうものなのかと、つくづく感じてしまう。
生きててよかった。
生きてれば、良い事があるって見本だな。
これからもずっと・・・。
心からそう思えた。
いや、思ってしまったと言うべきか。
その時、ドクンッと心臓が高鳴るのを覚えた・・・。
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