106人が本棚に入れています
本棚に追加
っでだ。
何で僕は彼女に避けられちまったんだろうな。
服の問題か、それとも若いのがいけないのだろうか?
神父は、三十路越えで無いといけないのか?
シワが無いと認めないのか?
二十歳ではアホウか?
そんなハズ無い。
何かの間違いだろ?
ああそうさ。
きっと今のは、彼女の機嫌が悪かっただけに違いない。
きっと僕自身に、問題は無かったハズさ。
なら僕は改めて別の村人に情報を求めてみたよ。
初老の男性だったな。
「すみません。」
「はっ?」
「あ、すみません。村長とはどちらへ行けば会えますか?」
「あんだって?」
「すみません!村長は!」
「はっ?」
ねばったよ。
所用時間三十八分。
あのじいさん、楽しいなあ。
「あっ!」つっても、
「はっ!」ってゆうからなあ。
よーやく聞き出せたんだがな、しかし。
そういうことは酒場のヤツに聞けと軽くあしらわれてしまったよ。
冷たいなぁ‥。
最初のコメントを投稿しよう!