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そう返答すると彼女に、「見ればわかるよぉ。」と笑われた。
しかしだ。
さっきからこの『若女将』(少女をそう名付ける。)ばかりが喋っているが、肝心のラシアが見えない。
そこのところを若女将に聞いてみるか。
「あのですね、お聞きしたいのですがラシア君はどこにいるのかわかりますか?」
「あっははははは!っ、あはははははっ!あーっはっはっはっは!!」
「あのですねっ!」
「あーっはっはっは!!」
彼女に村長のことを聞こうとしたが、どうやらさっきの「アイムファーザ」発言がどツボにハマったらしく、彼女はまだキャハキャハと笑っていた。
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