a LADY お嬢さん

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  「…名前なら。本名ならとうの昔に捨てました。できたらそこはボクの一番触れてほしくない部分なのです。気になっているなら申し訳ないのですが、できたらボクのことは気軽に神父と呼んで下さい。」 「は、はーい…。」 「ありがとう。ところでですが、例の教会はどのような感じなのでしょうか?ボクさっきからずっと気になってるんですよ。」 「あ?あー、あれ…ね。あれはね。いちおう形は保ってるけどねぇ、ツタとかヒビとかすごいよ。もう、中古とゆうか廃墟と言うか。ボロだね。アハハ。ホラ着いた。あそこ。」    
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