エピローグ~離別~

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 その言葉が何を意味しているのか、No.21は痛いほど理解していた。  しかし、それをクレアから受け取ると、彼は大切そうに内ポケットへしまいこんだ。 「解りましたね。次に少佐殿が『起きる』時には、必ず」  そう言うと、No.21は少し照れくさそうに敬礼すると、お元気で、と言い残して去っていった。 マルスで起きた事件は、こうして幕を閉じた。     了 go to 『INTERVAL』 https://estar.jp/novels/7474241?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=viewer
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