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僕は正義のヒーローなんて信じていない。 そんなものは空想、想像上にでっちあげられている娯楽的なおとぎ話程度でしかないからだ。 だってそうだろう。困っていると颯爽と現れて、ものの数秒で事件を解決させる。 こんなこと現実で起こる訳がない。 それに理不尽な要素がたっぷりなのだ。 ヒーローとなる人物の変身前が、どうしてあんなにもぱっとしないのか、とか… 何故にわざわざあんなにかっこよく変身せねばならんのだ、とか…色々だ。 まぁ、そんなことを長々と考えてしまう僕も相当痛い子なんだろうけども… ――――――― ――――
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