3/9
前へ
/207ページ
次へ
「――…くん、ゆ…くん」 僕は誰かに肩を揺すられているようだ。 ぶっちゃけまだ起きたくない。 せっかく妄想という自分だけの世界に逃げ込んでいるのに… そんな願いも聞き入れられず、僕は目を覚ます。 「――…悠紀くん、悠紀くん!」 僕はパッと目を開けた。 残念ながら帰ってきてしまったようだ。 ここは現実。 今は授業中だった。
/207ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2355人が本棚に入れています
本棚に追加