〆彼女は魔王？〆

僕

「悠紀くん､毎回､授業中に寝るのは良くないですよ」

午前中のうっとしい授業が終わり…まぁ､寝てるんだけど。

僕らは昼休みに入った。

目の前でかずみちゃんに説教をされながら､僕は購買で入手したメロンパンを細かくちぎりながら食べていた。

「うーん､分かってはいるんだけど…睡魔と妄想には勝てないというか」

これを聞いてかずみちゃんは､頭にいっぱいの？を浮かべている。

難しかった？簡単だと思ったんだけど。

睡眠。妄想。妄想。

学生にあるまじき姿だ。嘘だ。