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「普通に玄関から入れてもらったわよ!寝ぼけてないで早く起きなさい、全くアンタは昔からバロスなんだから」
ちょwバロス言うなww。
このいかにもツンツンして気の強そうな奴は、俺の幼馴染みの観水美鈴である。
身長が高くすらっとしていて、腰辺りまで伸びた黒髪が美しいと素直にそう思えてしまう。
「…まぁいいよ」
どうせ美鈴と論争しても俺のハァトが傷付くだけだしな。
気にしちゃだめだ気にしちゃだめだ気にしちゃだめだ。
「ほら!すぐぼーっとして!さっさとベットから起きて」
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