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僕が5歳頃になると畑の
手伝いをするようになった
家の畑は少々遠く…
山を切り開いて作った段々畑で
開墾地区と呼ばれてる
途中には急な坂道がある
畑に行くにはリヤカーを
引っ張って行く
鍬や肥料を荷台に乗せたあと
ジョンが呼ばれる
ジョンの身体にロープを巻いて
リヤカーの持つ手に繋ぐ
母ちゃんはジョンの水呑み鍋や
ラジオ おやつなどを積むと
「行くよぉ」っと言ってジョンの
背中にボンと合図する
ジョンは軽々とリヤカーを
引っ張り歩き出す
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