🐶 ジ ョ ン(第二話) 🐶

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リヤカーの乗り心地は快適だ でも開墾地区の道は凸凹で 時々ド~ンとお尻に 衝撃がやってくる それもまた面白い ヾ(^▽^)ノ そんなこんなの帰り道 突然リヤカーの後ろを歩いてた ジョンが凄い勢いで駆け出し リヤカーを引く母ちゃんの 前に回り込み立ち止まった どうしたんだぁ?と思ったら 20メートル位先の道の真ん中に でっかいカモシカが立っていた ジョンが「ワン」と ひと吠えすると カモシカはその声に 驚いたのか山の中へ 逃げるように姿を消した…… 「ヨシ ヨシ」と母ちゃんは ジョンの頭を撫でた 僕は「ジョン格好いいなぁ」   「ジョンは強いんだなぁ」 と思った よけいな争いはせず 無駄吠えもせず 「ワン」とひと吠えだけ リヤカーの前に立ちはだかって 僕と母ちゃんを守ってくれた こんな危険なことがあるから 母ちゃんはいつもジョンを 畑に連れて来るんだと思った ようやく家に着くとお昼ご飯だ ジョンのご飯はいつもより 豪華だった (^-^)image=162413867.jpg
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