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「…………俺の血で良ければ」
「……いいの?籐吾君?……」
「当たり前……良いに決まってるじゃん」
「籐吾~大好き~~チュッ」
と言って澪は籐吾の頬にキスをした
「…………」
固まる籐吾
「…………ん?…………あ…松山さん澪さんにはどれぐらいのペースで血を飲ませればいいの?」
と籐吾は何事もなかったように聞いた
「私の事は松山と呼び捨てにしていただいてよろしいですよ」
「ん?いいよ松山さんで」
「かしこまりました…では……お話させていただきます……実はまだどれぐらいのペースで飲ませればいいのかよく分からないんですよ……」
「なら澪さんのいつも側に居た方がいいよね?」
「……はい…ですがそれでは出雲様のお仕事にご迷惑をお掛けしてしまいます………」
「……いいよ!どうせフリーターだし……ただし一つだけ条件がある……」
「…なんでしょうか?」
「…登下校に真莉に護衛を付けて欲しい……」
「……承知致しました……」
「護衛を付ける訳はある………真莉…あの事話していいか?」
「……ウン……」
と真莉は少し複雑な表情をした
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