くだらない唄

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『んー。じゃあ、この丘の絵にすっか。』 俺は持ってきていたスケッチブックを膝において、右手に筆を持ちながら水彩絵の具を準備する。 「あっ、今日は絵の具で描くんだね! …あなたは絵が上手くていいよねぇ。」 絵の具に喜んだと思ったら 今度はスネだした。 忙しい奴だな…(笑) 『お前だって絵ぇ好きだし、上手いじゃん?』 「違うの、あたしはあなたみたいな絵が好きなんだもん!」
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