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「ロザリオ」
焚きつけ揺らめく火が顔を照らし
密やかに咲く息吹が顔を温める
生命の輝き
雌雄の光
流出す愛の営みは
まだ知らぬか
幼き子供達よ
孤独な色に満ちている
待ちくたびれた
駅のベンチ
出会うはずの二人に
迷いと欺きの突風が
二人の間を駆け抜ける
ラララ…ラララ…
ラララ…ラララ…
Fuuuuu…
Fuuuuu…
ラブホを出た
クシャクシャの背中
守る腕は彼方に消えた
絆深めたばかりに
絆やせ細る
穏やかな
大人のふりして
格好良く閉鎖して
かき抱く胸の中
憧れと寂しさ
囲い込む
待てど暮らせど
夢の中
待ちぼうけの切り株に挑むこと忘れた農夫がただ待ちわび田畑荒れる
孤独なる狂喜
ラララ…ラララ…
ラララ…ラララ…
いつになったら
穏やかになれるの
いつになったら忘れられるの
いつになったら眠りにつけるの
鎖骨と鎖骨の間に
深く刻まれる
ロザリオは
罪と甘く切なく
蠱惑に満ちた神聖
荒ぶる誇高き精神と
止まらぬ劈く叫び
Fuuuuu…
Fuuuuu…
思い出が僕を励まし
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