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「雪の手前」
序!破!急!
序章、プロローグ
冬の手前に別離があって深い哀しみが池を氷結させるる
春の温みが時の稲妻が膜を引き裂いて辛いと思った振り返りたくはないと願った
あの別れも
あの貴女も
突破、ブレイク
思いを綴った
心の中に溜まった未送信メールを
安い包装紙みたいに暴いていった
急転、ロケンロールw花を愛していた
貴女の代わりに
貴女を忘れられたらいいと思った
気がつけば神社鳥居潜って
神様私のかわいいあの子をお守りください
花の背後に潜むあの子を今でも騎士(ナイト)のまんま
変われないってのは恥ずかしいことだけど
仕方ないのかもね
前向きではないけれど
花をこんなにも深く愛せてしまうのは
やっぱりさ
付き合ってた時より
深く人を愛せてきたのかなってね
思ったり
カードの切り愛なら忘れられるけれど
妹を切れる兄はいねえよ
そうだろう月よ
千変万化の女の顔よ
そこに思いがあるならば
届かぬ月にこそ
泣き叫べ
あの日見た太平洋のなみなみと注がれた涙雫(なみだしずく)はブルーアイズ
砂浜は受け入れきれずに溢れ出した
穏やかな緩やかな大きさは
静かに涙し
岡に登りデッサンが狂うほど巨大なまあるい月光に激しく吠える
全ての矛盾と
全てのエクスキュースを足元において
序!破!急!
悲しみの冬
別れのX'mas
だんだんと思い出見返す春風は
いつしかの海目指して暑さを取り戻し
所詮幾ら愛しても孤独孤独と嘯く渚に
アデリーヌ
我が娘に捧ぐピアノ曲永遠に結ばれぬ憧れに
寂しさの風切り羽ばかりではない
彩りの季節の中で培った土壌に実る豊かさは
震えるコートの中は温かい
厳しさの中に宿る慈しみの君と僕
無限に続く会わせ鏡
遠くなる君
近くなるお前
あらゆる出逢った花ばなをかき分けて
粗野とわかって言わねばなるまいか
君に会いたい…
お前を抱きたいよ…
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