沖田総司の1日

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近)「………」 原)「…………」 山)「………」 藤)「……」 永)「…………」 「「「「「…ガキが……」」」」」 「なっ?!!」 部屋の気温が急激にさがり、しばらくの間沈黙が流れ…五人の異口同音に土方は驚いた声を出した。 「本当に呆れた人ですね…」 永倉がため息をついて部屋を出ていく。 「完璧に総司に汚染されてやがるな」 「さあ戻ろ─」 「平助、稽古しようぜ」 「俺、隊士たちと隊旗振ってくる─!」 「山南!またか!」 それに連れて、近藤を初めとする四人も次々と騒々しく部屋に帰っていった。 沖田の部屋には、 「…筋肉つけてぇな」 不服そうに、腕を持ち上げる土方と。 「今度は何書こうか」 と、目をキラキラさせた沖田がいたという。 終わり .
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