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「なら…いいが…」
なれた手つきで包帯を解いていく。
ハラハラと舞うように落ちる包帯をぼんやりと見つめていると、ユーリの指が不意に露わになった素肌に触れる。
ユーリの手…冷たい…
「お前の肌…これしか見たことないんだな」
「…へ?」
「いや…思えばお前が全部の包帯外したとこ見たことないなと…」
あまりにも突然の発言で何がしたいのかわからなくなる。
「全部外してみても良いか?」
「別に構わないけど…物好きだネ」
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