狂い咲きの月

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今日も彼女が遊びに来た。 自分の放つ光がユーリを苦しめていると知らずに… ユーリに淡い恋心を抱いて…   僕達が闇の一族なら、彼女は光の一族。彼女の名前はポエット。天使の少女だ       彼女とユーリの出会いは本当に偶然。 ポエットが友達の魚達に歌を教えているとき、偶然ユーリがその池を訪れていたのだ。     それまでつきあうのは闇の一族だったユーリにとって、ポエットの光と微笑みは毒でもあり、欲しいと思う対象でもあった。 例えるならポエットはユーリにとって麻薬。 自分の体を犯すと解っていながらも、求めずにはいられない…
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