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連行された柳奈は、一時間目は姿を見せず、二時間目の終わりにヘトヘトな様子で帰って来た。
裕馬「柳奈!柳奈居ないからつまんなかったぜ!」
柳奈「人の事売ったくせに何言ってるんですか!」
ぷくっと頬を膨らます柳奈がまた凄く可愛い。
裕馬「まぁ、いいじゃねえかよ」
俺は笑顔で柳奈の頭を撫でる。
柳奈「もう…///」
嬉しそうに微笑む柳奈。やっぱり可愛いなぁ…。
そして時は流れて…。
裕馬「飯だーー!」
腹が減った俺は、学校の中心で飯を叫んだ。
柳奈「お腹空きましたねー。」
ニコニコ笑顔で鞄を探る柳奈、飯を探しているようだ。
裕馬「早く屋上行こうぜ?」
柳奈「へ?私達って一緒に食べる約束なんてしました?」
裕馬「俺は柳奈と飯食いたいんだよ♪」
柳奈「…そうですか///
…あれ?」
鞄の中をしっかり開け、ゴソゴソする柳奈、これはまさかの…?
柳奈「裕馬君…非常に残念ですが、一緒にお食事できません。」
ホントに残念そうに言う柳奈、別に一緒に食えない訳じゃ無いのに…。
裕馬「とりあえず、屋上行こうぜ?」
柳奈「えっ、でも私お弁当忘れて…。」
裕馬「大丈夫だよ♪」
俺は柳奈の手を引き、屋上に駆け出した。
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