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「なんだろ~ね?(笑)」
紗希はクスクスと笑い私の髪を後ろにひっぱり顔をあげられた
「痛い!!!離して!!」
「は?お前しつこいんだよ。」
紗希の顔色が変わり声が低くなる
「あれほど、近付くなって言ってんのに聞かないしさ~……何?……殺されたいの?そしたら殺してあげるよ?」
あの時と同じ目………
最初に会ってハンカチを踏まれたあの時と……
私はうつむき呟く
「…………き………と…む…き……………」
「はぁ?聞こえない」
「………好きなら正々堂々と戦いなさいよ!」
私は叫び相手を睨んだ
こんな奴に負けたくない
私はそう思った。
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