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Noboru's heart
おかしい……
遼の様子が変だ。
俺の勘では、多分早姫ちゃんと何かあったんだろうな。
1限目が終わったら、早姫ちゃんに会いに行ってみようかな。
確かSクラスだったな。
しっかし、たいしたもんだよなぁ。
あの俺様でエロ魔人の遼が一人の女に執着するなんて。
なんか、いじめたくなってきたかも
…‐―そう思っていたとき、チャイムになっているメロディが聞こえた。
「では、ここまで予習しとくように!起立、礼!」
「ありがとうございました!」
俺は授業が終わったので、早姫のクラスに行くことにした。
俺はチラッと遼の方を見るが、まだボーッとしている。
ダメだな、あれは。完全に落ちてやがる。
本当にあんな女のどこがいいのか俺にはさっぱりだ。
つーか、表の顔って疲れんだよなぁ…………
いっそのこと早姫には裏を出してみるか。
面白い反応してくれそうだしねっ
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