第二章

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俺たちはそんな事も知らずに…… 「先輩っ!ここは何ですか!?」 「ここはねぇ、実験室だよ」 「へぇー、凄いですね。普通の学校よりおっきいですよ。」 「だろうねぇ」 コイツ、ガキかよ… てか、ガキか。 さて、次は…… 「早姫ちゃん、次はこっち!」 「はーい、行きましょう」 そして、着いた先は……… 「……屋上?ですか……」 カチャ 「!?昂先輩?今………」 「うん、鍵閉めたの。」 「はぃ!?意味分かんないんですが!!?」 「別に、意味はないんだけど、バレたら困るんだよね。」 俺は裏を出した。 「?先輩、熱でもあるん………きゃっ!!?」 俺は早姫ちゃんを壁に押し付ける。 「ゴメンね。こっちがホントの俺。………覚悟してろよ。」 そう言って俺は早姫の唇を奪う。 「ンッ!?」 バンッ 「………な、にするんですか!?」 「クスッその反応だと、初めて?」 「う、うるさいっ!」 「俺は早姫ちゃんのファーストキス奪えて嬉しかったのに………。グスンッ、」 「可愛く言っても無駄です!!」 「ちぇっ!」 「せんぱ……やろ…ね…」 「何?」 「先輩の変態野郎!!死ねっ、バカ!!」 カチャ、バタンッ!!
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