第二章

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そんなに伝わってないのか。 てか、まともな会話したのっていつだっけ? それすらも覚えてない。 「……主語と述語は入れてたつもりだったのに………」 あくまでも、つもりだったから分からないけど うーん… 「………わからん。」 裕也は一人で首をかしげた。 周りの生徒たちは…… 「裕也様………なにかあったのかしら。」 裕也を心配そうに見ていた。 「そっとしておきましょう。きっと、悲しいことでもあったんだわ。」 そう言って、その子たちは教室に帰っていった。
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