7人が本棚に入れています
本棚に追加
/83ページ
九京院夫妻に永遠の別れを告げた
あの日から三年経過した
せつなは かなり大人になった
せつな「変だと 思わないのかな~君達は…」
林田「ち~っとも…
それより…
早くしなよ」
「ぜ~ったい、変だ、お宅ら!」
昼休み せつなは
次女 明星に母乳を与えるのだが
クラスメイトの殆んどが
せつなの授乳を観賞しているのだ
黒薔薇学院中等科は
男子入学可能だが
人数は極僅か
せつなの三年H組は
全員女子の 女子クラスなのに
毎日毎日、女の子達がせつなの授乳に釘付け
瞳を輝かせて見てる
これには せつなは耐えきれない
「みんな女の子なんだから~…
あたしの胸見てどうすんの?」
女生徒A「良いじゃない、赤ちゃん可愛いし
女の子だって おっぱい見るの好きだもん」
女生徒B「そうだよね~ あたしも
おっぱい大好き!
特に ミルク出るのは 出産直後のママだけなんだもん
見ていて楽しいのよ~」
林田「 別にビアンの趣味ないけどさ~
せつなの授乳見ながら
あたしの未来想像するんだ~
早く産みたいな~」
机に頬杖突いて
遠くを見るような目をする林田
せつな「無理ムリ、
麗香さん胸デカイけど尻が小さいもん
あたし こんな
デカイ 尻でも
くたばったよ
出産なんて 地獄だよ」
女生徒C「何言ってんの?女の子だもん
どんなに ツラクても
子供産みたいに決まってるでしょ」
林田「そうだ、そうだ
中学三年で二人も産んで
せつなは幸せだぞ」
最初のコメントを投稿しよう!