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ある所に周りから怖がられてしまうけどとても可愛いロザリーちゃんが暗い森の中で暮らしいました。
ロザリーちゃんはいつも黒い頭巾を愛用しているので黒頭巾と呼ばれていました。
ある日一緒に暮らしている母(役)、リデルにお使いを頼まれました。
リデル『ロザリーちゃ…黒頭巾?今からお婆さんの所へ行ってきて下さい。お土産を引き連れて。』
ロザリー『いやです。』
リデル『あら、何故かしら?』
ロザリー『蜘蛛と歩きたくありません。』
お土産とは蜘蛛さんの事でした。
リデル『でもそうしないと御話が進まないわぁ?神が怒ってしまうわぁ?』
ロザリー『……行ってきます。』
神様の機嫌は損ねてはいけません。
黒頭巾は渋々お婆さんの家へ向かい始めました。
蜘蛛さんを引き連れて。
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