第一章 ~不幸~

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闘王は、笑っていた。 女は、泣いていた。 「キャアァァァアア!!!!!!!!」 最初に、女は両手を焼かれた。 そして、両足。 髪、服、目、腹、顔。 それは、残酷の粋を超えていた。 例えるなら、地獄の死刑。 闘王は、力をコントロール出来るようになった。 前まで、全部を一気に燃やしていたが、今は、一部だけ焼くことも可能になった。 最も、そんなことが出来るようになっても、誰も喜んだり、誉めたりはしてくれないけど。
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